ジャジーに

先日のハロウィーン・セッションライブの反省。

色々うまくいかず、ほぼ失敗。

相方から非常にするどく厳しいメールをもらって、なんだか実はかなりうれしくなっているあたり、M気があるのか?自分?!のような気分。

指摘された箇所すべて、ライブとしての反省だけはなく、自分自身のあり方にも非常に通じるところが多く、そうしたところを直球で言ってくれる存在というのも本当に少なくなってしまったので、まじめに感謝。

音楽やライブはやるほどに自分のいい面悪い面が浮き彫りになって、そこを直視してしまう。人前に立たされた瞬間にそれまで隠せていた自分の面が出てしまうんですよね。

その自分を隠そうとするから余計、ミスを連発してしまったり。

修行というか、単に練習が足りていないんだけど、やはり日々の練習があってこそ、ライブが楽しいものになるのであって、ジャジーにっていうのは、「適当に」「フィーリング」でという表面的な意味ではなく、もっと深淵なで使うのも奥がましい言葉。

ジャズなんて、ホントまだまだ入り口にも立っていないのに、その入り口を厳しくも根気よく手を伸ばして待っていてくれる知人に再会できたこと。

なんだか、音楽を通じてそうした関係づくりができたことも、本当にうれしく思う。

音楽や物作りといったクリエイティブの世界の魅力は、物作りを通じて自分と向き合って、人と向き合うところにその醍醐味があるのだと、改めて教わった気がしました。

旧友に感謝。

まさに、先日読んだ「最後の授業」にも通じるところがたくさんあって、本との出会いもそういうものかもしれませんね。

また、一節を

夢をかなえる道のりに障害が立ちはだかったとき、
僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。

「レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。
 僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。
 その壁の向こうにある「何か」を
 自分がどれほど真剣に望んでいるか、
 証明するチャンスを与えているのだ。」

最後の授業「ランディ・パウシュ」より

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