ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観る。
人は常に失った欠片を求めさまよって生きる。
でも、本当にそれを手に入れることで、満たされるのだろうか?
それが愛なのか?すべてを手に入れることが果たしてゴールか?


空虚さを埋めるために焦燥感に追われる毎日を送っている時、少し立ち止まってこんな映画を観てみると不思議な気持ちになると思う。
答えを求めるのではなく、自分に宿題を沢山残してくれる作品。
自由とは、愛とは。そしてその形とは。
人は一人では生きていくことができない。とすれば、大事なものは一体なになのか?
きっとそんなことを考えさせられると思う。
映画を観ているというよりは、音楽の魂の部分をのぞいているようなそんな深い作品。
説教くさくない哲学的な作品です。

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