夜の空港

3420253102_470dceed51_m.jpg

沖縄にきています。

ネットの世界に距離なんて関係ないのに、住み慣れた場所からひとり離れてブログを書くと、遠くの誰かに手紙を書いているような気分になりますね。

昨日は夜の空港に到着したのですが、学生時代にはじめて渡米したときのことを思い出しました。

夜遅くについた空港でタクシーに乗ってホテルまで行ったのですが、片言の英語で運転手に値段をきけば、事前に調べていた金額と大きく違っていて、「まぁ、無事に到着してくれたらそれでよい」と自分に言い聞かせながら、ドナドナな気分で心細く夜の高速のあかりを眺める自分。

そんな杞憂をよそに、なんとか無事ホテルに到着。言われた金額にチップをのせて素直に払ったら、

14ドルと40ドルを聞き間違えていたらしく「こんなにはいらないよ。」と言われた上にチップすら受け取らず、なんだか英語ではげまされた覚えが。

よっぽど緊張していた顔していたんでしょうね。10代の僕なんてアメリカで言えば、中学生か小学生くらいに見えたのかな。

異国の夜の空港って、不安と好奇心がざわざわとあわさったような不思議な空気に満ちていて、忘れがたい感覚なのですが、そんな感覚を思い出しながら、その頃の感覚からも随分遠くに来たなぁなんて。タクシーにのりながら思い出してました。

あの頃のドナドナな顔をした自分をタクシーの外から眺め直してみたいような。

そういえば、あのときのタクシーの運転手はなんて言ったんだろう? 「have a nice trip!」とかかな。

「(人生の)旅を楽しんで!」 今日もがんばっていきましょう!

Shareこの記事をシェアしよう!