2004年09月21日

四日間の奇蹟

[ BOOK ]

4796638431.09.MZZZZZZZ.jpg四日間の奇蹟(浅倉卓弥)
下手な書評になってしまうのを恐れてしまうほど、素晴らしい作品だった。
いつものことだけど、良書のときは、最後の数十ページを読む場所を探し求めてしまう。

泣いていても人目をはばからず、見上げては滲んだ視点を遠く合わせられるような場所。

読み終えたあと、心地よい疲労とともに空を眺めて余韻に浸る時間の清々しさが、この作品の素晴らしさを感じさせてくれた。

生きること。存在。心の在りか。出会いと別れ。どの言葉も表現しようとすればするほど感じたものより軽く思えてしまう。

過去への執着。ちょうど読みたかったテーマだけに、ぐっと胸にこみ上げるものがあった。

Posted by hirosh at 2004年09月21日 12:29 | TrackBack
TrackBack URL for this entry:http://soan.jp/cgi-bin/MT/mt-tb.cgi/881
Comments
Post a comment









Remember personal info?