BOSS microBR
小型のMTRといえば、ZoomのPS-02やKORGのPANDORA PXR4、最近では同じくBOSSの
BR-600
など使ってきたのですが、これまでの物足りなさを補ってくれるのでは?と期待しつつ、購入しました。
◆期待その1
使い勝手がよく、起動も早く、着想から録音まで時間がかからないこと。
◎ 以前発売された、PS02等に比べると、起動速度や立ち上がり時にある「メディアチェック」は気にならないほどのスピード。
これはほぼ合格。
△ 使い方はシンプルだけど、トラックミュートが簡単にできない。またトラックの音量などは当然だけど、パラメーターでひとつひとつ調整するので、このMTR上でバランスを調整するのは至難。
◆期待その2
メディアの扱いや、USBでのPCとの連携
○ まずメディアがSDになったこと。これは、以前の「スマートメディア時代」に比べたら格段の扱いやすさ。加えてSDだと最近のmicroSDなどにくらべコストも扱いやすさも楽。
ただ、実際はSDカード経由ではなくてUSBでダイレクトにPC接続するので、メディアの抜き差しはしない前提。
×そう考えると、淡い期待を描いていた、すべてのトラックがダイレクトにmp3やwavで独立して記録されるのではないか?という願望。これは×。
結局ほかのMTR同様、独自の形式で記録され、PCに転送するさいに1トラックづつ書き出さなくてはならない。無念。
たしかに、容量の問題等考えると難しいかもしれないけど、マスストレージになって、PC上で編集した素材をそのままトラックにわけて外に持ち出せたらもっといいのに。
△トラックに直接。ではないけれどmp3でダイレクトに録音する機能はあるので、野外でサンプリングするようなフィールドレコーディングはできそう。
◆期待その3
可搬性。
○デザインはすぐれていて、LCDの輝度も高く見やすい。
△鏡面で洗練されたデザインの分、屋外で持ち運ぶことを考えると、傷つきやすそう。PS02のようにベルトフックがついていたり、そういったケースが付属ならよかった。
■ファーストインプレッション
何を期待していたかというと、小型のMTRという意味ではBR-600がとても良かったので、もともとそれ以上のものは望んでいなかったのですが(BR-600と違いフェーダーが無いぶん曲作りではなく)PCと連携して荒く造ったドラムやベースラインをシームレスに転送し残りのトラックでメロディやアイデアを記録するような使い方をしたいと思ってました。
そのために、microBRからPCへの書き出しや読み込みにファイル形式のコンバートを1トラックづるやるのは、気持ちが折れてしまいそう。
パソコンの前で編集して煮詰まったら、外にいってメロディを探す。そんな連携ができたら最高だったのですが・・・。
で、microBRをPCにつなげて、マスストレージ上で書き出しや読みこみの手順無く直接編集して、また持ち出せたら理想。
とはいえ、これは半分PCで作業して、半分はダイレクトに録音。といった使い方をする場合だけであって、この大きさで気軽に高音質でレコーディングしていけることを考えたら、充分気持ちが上がります。
レビューにはあげませんでしたが、録音する音質やエフェクトなどさすがBOSS。そのあたりはこのコンパクトさでも手を抜いていないようで、音的には「ぬかりなし。」な商品でした。
(細かいところですが、内臓マイクで録音したときに、録音ストップキーを押す音が無常に「ボコッ!」と録音されてしまうようなところがなかったのが良かった。)
なににつけても、昔のカセットテープMTRにくらべたら夢のような商品。
全然違いますが、このくらいの大きさで、簡易版Roland SP-808のような、ループサンプラー件、MTRのような商品でたら、絶対買う。
あと、もっとコンパクトなYAMAHAのQY-100もほしい・・・
関連サイト Posted by hiroshi at 2006年10月28日 23:14 | TrackBack
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