カテゴリー: デザインのヒント

[paint] way finding

大学時代「人は何故道に迷うのか?」というテーマを勉強していたことがあって、迷わずに目的地にたどり着ける方法論「Way Finding」という分野に一時期没頭していたことがあります。
ロジカルにものを把握する能力と、絵的に感覚的に把握する能力。その二つのバランスをサインや空間でいかにして補っていくか。無意識に安全にすばやく誘導するための手法。
その方法論のひとつに、「人は矢印やオブジェの向いている方向に誘導されやすい。」というのがあって、力強く指される方向に安心感を感じるそうなんですね。
でも、だからこそ、その矢印は誰のために指されたものなのか?少し疑ってみることも必要です。
迷ってみることも大切
近道をしたいときもあるけど、きっと、そうじゃないほうがいいんだと思います。理屈を捨てて、これまでとは逆の方向へ向かうのもあり。
きっと岡本太郎さんなら、指されている方向と常に逆に向かうでしょうね。
僕がこういう工学的な学問に飽きた(というほど、精進してませんでしたが)理由は、面白い答えに出会えなさそうだったから。
」って自分の目的地には近道のようで、でも、やってみるとそんな気がしなくて、むしろ、フィールドワークや、哲学とか美術みたいな、遠回りな「」に体がむいてしまい、いまのようなものづくりの仕事やクリエイティブを選んだんですね。
クリエイティブって、自分への問いかけや迷いの連続で、むしろ答えのない世界なんですが、それのほうが自分には楽しく感じます。