スタンフォードでコンピューター音楽の博士過程で研究しているアーティスト。Holly Herndon。
その作品のひとつ『Movement』
実家3DのAkihiko Taniguchiさんの世界観とものすごく融合している。
Holly Herndon – Chorus [Official Video] from RVNG Intl. on Vimeo.
僕らの見慣れた「日本的机上箱庭空間」を不完全に空間スキャンするとなんとも言えない、神田川沿いのサイバーパンクなにおいがたってくる。正直、こんな感じ観ているだけでゾクゾクしていく自分もなにかのフェチなんだろうなぁ。
前衛的なデジタル音楽って、REAKTORのパラメーターいじってたら、なんかできちゃった。みたいなうがった見方してしまうのですが、逆にこういう音楽ほど、緻密に構築していないと10秒ももたない難しさもあって、その意味でも、この作品本当にすごい融合感があっていい。
なんか、こういう作品を前に変に雄弁にしゃべるほうが格好悪い気がして、何も考えず、解釈せず観た方がよろしいな。