いつか、虹の向こうへ

いつか、虹の向こうへ
ひさびさに読んだハードボイルドミステリ小説。面白かったぁ。
読みやすく軽快な言葉選び。(極端にタッチを軽くしたら、景山民夫のトラブルバスターシリーズあたりかな。ハードボイルド的・・娯楽小説だけど。)


ハードボイルドって肩が懲りそうなイメージだけど、この本は男性女性問わず楽しめると思う。
無理くり感動させようと、わざとらしい悲劇的なお涙もなく、でもじわっとこみあげるような人間ドラマあり、でも読み終えたあとの爽快感。
ハードボイルドって好んで読む類ではないんだけど、こんな小説ならまた、読んでみたい気がした。
肝心なミステリの部分はちょっとだけ矛盾を感じたけど、それでも全体的な好印象のほうが勝って気持ち悪さはなし。
一気に読めるのでオススメです。
(夕食食べたあと、あまりにも気持ちいい一日だったので、仕事場のベランダにソファー出して、ランプをもって夜空見ながら読んでました。)

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