そしてレジ横にあるテーブルで仕事しています。
客がレジの前に立つと必ず「よろしければ、新発売のデミカツドックをお試しください。」とオススメする店員さん。
お客さんの反応を観察していると、「あ、じゃお願い」って言う人は少数で、たいていが無言のスルーが1秒くらい。
そのあと、注文をすると言う感じ。
これ、返答に困るといえば困る会話なんですよね。
「今発売中のデミカツドックはいかがですか?」
「いや、いらない」って答えられる男前な人って少ないですよね。
また「あ、それください」って即答してしまうと、自分の意見をもたない流されやすい人みたいに思えて、妙なプライドが邪魔してしまいます。
そんな複雑な感情を脳が処理し、(いや、いらない)・・と心で答える間が約0.5秒。そしてその気まずさをかき消すために費やす時間0.5秒で合計一秒の間が生まれるのだと思います。
<サンプル数2名・・当社測定による。>
つまり無言スルーはある意味で、相手を思いやるさりげないやさしさなんでしょうね。
ちなみに、今日はデミカツドック食べました。美味しかったです。