トイレのタンクが満杯になったにもかかわらず、ちょろちょろと出続ける水の音。
最後のほうが俳句のようになったけど、これがなんだか精神的によろしくない。
R25なんかを読みながら、気にしないようにしていても、うっすらと背後が気になる。
そこで、この週末、トイレのタンクを開けて修理に挑戦。
蓋をあげると意外や意外(というかあたりまえだけど・・)。このデジタルな時代になんとも古典的な装置。水が満タンになって自動的に止まるようになっている仕組みは浮き玉と呼ばれる、風船のようなものが水面に押し上げられて、弁を止めるというもの。
詳しい解説はこちら。(TOTOのサイト。とてもわかりやすくできてます)
これで10数年毎日何回も使い続けてきても機能していたのだから、逆にすごい。
むしろ最近水道ですら手を出すと、「じゃー」なんてセンサーがついているほど。こういうものは、多少壊れようが電気式になんてならないほうが、きっといい。電気に頼らなければ、なんとか直せるはず。
まず、満タンの状態で止水栓を直接ドライバーで閉めて水を流れなくし、しばらく様子をみたら、10分くらいで水位が下がっていたので、これは浮き玉の問題ではなくて、水の栓の部分から水漏れ。
上のホームページで調べたら、この栓は「フロートバルブ」というもの。便器の型番を調べて東急ハンズに行ったらちゃんとあった。(TOTOのサポートセンターに電話しても取り寄せ可能)
他の場所からの漏れはなさそうなので、とりあえずこれを付け替えて様子をみることに。
いまのところ大丈夫みたい。
たまに、ブルーレットとかぽいと放り込んではみていたものの、毎日お世話になっている便器様の仕組みをまじまじと見つめてみたことがなかった。
あけてみたら親近感の沸く装置だけに、「もう、こいつに何があっても俺が面倒みてやる!」 みたいな男気が芽生えてしまった週末。