「芸事は反復」
ひとつの物事を極めんとすると、多くのものが見えてくるものなんですね。将棋は芸事とは違うと思いますが、なにかに修練した人の言葉には、鋭いものが多く一気に二度読みしてしまいました。
力がついていくほどに、シンプルにそぎ落とされて、自然体になるもの。いや、実力や名声がつくほどに余計なもを沢山背負い、本当の力が見えにくくなるはず。
それを感じさせない生き様にどう出会い、何を受け入れるか?
そこからが、新たな実力を開花させるターニングポイントなんでしょうね。
物事は複雑に見えて、大局にみると割とシンプル。多くのことからもひとつのことを学んでいるような気もします。
何度も読み返したい一冊。
- HIROSH