霊媒師というか祈祷師というか、研究者であり医者であり旅人のような、なんとも説明しずらい主人公の一話完結型の物語。
これまでの妖怪ものや怪談とも少し違う。
時代設定も江戸末期のような古き日本を舞台としながら、主人公だけが現代を生きる人にも見える。
漫画日本昔話のほのぼの感と、見えない生物が見えてしまうあたり細菌漫画「もやしもん」のコミカルさを足して2で割ったような作品。
いやぁ。うまく表現できません。このDVD。ストーリーもさることながら、全編、日本の古きよきノスタルジックな原風景とバリ風サウンドのミクスチャーな味わいがなんとも今まで観たことのないやさしい感じをかもしてくれています。
もっとこの世界観を堪能して「蟲師」不思議な魅力をもっと深く味わってみたくなる作品。オススメです。
蟲師オフィシャルサイト
映画公開にあわせて展示会も。
「蟲師展」