画像が少し見えにくいですが、二つともタイプの異なったアウトラインプロセッサーです。
Freemindはアイデアを止めずにどんどん書き出し、要所要所で階層化しながら、全体像を作り上げるのに適していますが、放射状に広がってしまうので、そのままでは時間軸に落としづらいという欠点があります。
そこで、Tree(マック専用)を使って、右にマインドマップを眺めながら、時間軸にアウトラインをまとめていきます。
Treeはインターフェイスが非常にシンプルで使いやすく、章立てのような階層を構築していくのに向いています。
◆アウトラインの構築手順
アウトランを考えるときに、まず「テーマ」を考えます。アウトラインプロセッサーなら「ファイル名」にあたります。
例えば、「インターネットの未来」とします。
◆テーマ(起)
次に、そのテーマに対する方法やアプローチを書きだします。「歴史を振り返り検証する」「サービスをみながら検証する」これが全体の柱になります。
◆章(承)
テーマを受けて、具体的なセンテンスを書きだします。
「歴史を振り返る」ー>「黎明期にみた未来」
◆タイトル(転)
そしてそれぞれの章にあわせたタイトルを書いていきます。
「歴史を振り返る」ー>「黎明期にみた未来」ー>「パソコンはなぜネットを欲したのか?」
ー>「制約のなかから生まれた創造性」などなど。テーマを受け継ぎつつも、「つまり」「しかし」といった、「転回」から導きだすようにしまs。
◆事例、事象等(結)
アウトラインプロセッサーでいえば、一番末端にあたる部分。ここに、とりえあえず、参考になりそうなキーワードや、URL、グラフ、写真などをいれておきます。
この枝の流れを意識しながら、大雑把にFreemindで全体像をつかみ、Treeでより具体的に文字数を意識しながらコンパクトにフレーズを書き出していきます。