先日の「iPhone高度活用セミナー」でくばった資料です。
たぶん、アイコンみて「ニヤッ」としてしまう人は、相当マニアックだと思いますが、いま現在iPhoneに入っているアプリを分類して、傾向と対策で紹介してみました。マトリックスは、
「実用」ー「娯楽」という横軸
「表現」|「交流」という縦軸
で構成しています。
2時間のセミナーですが、当然このアプリの1/10くらいしかご紹介出来なかったのですが、今回、重点的に解説したのが「右上」エリア。その中でも、
「つかみネタとして」有用なアプリ
です。つまり、実際の実用性は特になくて、会話の糸口をつかむときに「iPhoneってこんなことができるんだー」と、話題のネタにするときに有用なゾーン。
たとえば、「産経新聞」の今日の朝刊が全紙面タダで読めます。といって見せると、「え?それって○×△◇?!」と仕組みやその意味を探ろうといろいろ思考が交錯します。
ここがポイントで、そこで「これからの新聞ってどうなってしまうんでしょうねー」と切り返しながら、そこにいる人のブレスト脳を活性化させて、特に新聞社の人間でも利害もなにもない一般市民同士、マスメディアに対する素直な感想やニーズなんかを語りあうことで、お互いの意外な一面やこれからの社会のあり方なんかを知る糸口にします。
iPhoneは、こうした話のきっかけツールとして、活用するポイントがたくさんあって、その意味での「活用し甲斐」がまだまだ十二分にあります。
あと、「midomi」あたりもそうですね。鼻歌を入力すると曲を検索してくれる無料のサービスですが、これも誰か目の前に人がいて生きるサービスです。
こうした「手のひら」で驚きを共有したり、小さな感動を確かめ合えるところにこそ、良さがあって、むしろ、そんな空間や時間をつくるために、どんな風にiPhoneをプレゼンするか?という芸の部分にこそ、リテラシーが必要だったりします。
そんな、おおよそこのセミナーに参加した人の期待を大きく裏切る内容からのスタートでしたが、続きもありますので、時間あったら書きますね。
iPhone話芸伝授セミナー(半分冗談です。笑)もまたオープンでやりたいと思うので、機会あったらぜひ遊びにいらしてください。