漫画家「久住昌之展」
番組でご一緒した久住さんの個展のオープニングに行ってきました。
少し遅れて会場にはいったら、突然隣のバーラウンジのドアが開き、そこにスタンバイしている久住さんたち。
ちょうどジャズライブが始まるタイミング。満面の笑みを浮かべながらTake Fiveのイントロで出迎えてくれる。バーの雰囲気にあわせて
遅れてきて先頭で入るのも。。と気後れしつつも、しっかりといい席に着席。久住さんのライブ堪能しました。
本当に楽しげに演奏し唄う久住さん。その力の入れ方と抜き方には近くにいていつも勉強になります。
力の入れ方と抜き方って結構課題ですね。
何かに取り組もうとしてがんばることはできるのですが、力の入れ方を間違えるとうまくいかない。
たとえば、木材に釘を刺そうとして力一杯打ってしまうと、たいていうまくいかないのと一緒で、力は必要なんですが、力まず「ほどほど」が一番うまくいく。
いれすぎず、抜きすぎずの「いい加減さ」。
この加減を知ると楽しくなるのだと思います。
僕も何かをはじめよう!やろう!とすると、ものすごく全力でやりすぎて、まわりをどん引きさせて失敗することが多いんです。
一生懸命やっているのにうまく行かないときって、たいてい力はいりすぎなんですよね。
力の入れ方って人それぞれだと思いますが、自分にとってどんな状態が一番心地よいかを知っていることって大切なんだろうなぁと。久住さんのライブを観ながらそんなこと考えてました。
(そうそう、個展ですが映像「微妙に動く絵」あたりをお手伝いさせてもらってます。3ヶ月やっているので、ぜひ遊びにいらしてください!)