EDMなどに欠かせないサイドチェインコンプレッサーの掛け方について
サイドチェインを理解する(前編):音の居場所を作る
Abletonのサイドチェイン特集シリーズ前編:誤解されがちな重要制作テクニックの歴史と活用法を学ぶ。
サイドチェインコンプレッサーは簡単言うと、4つ打ちと呼ばれるドラムのビート(ドンドンドンと響くキックドラムの音)にあわせて、メロディーやその他の楽器の音がうねるように音圧が上がり下がりするような仕組み。
Native InstrumentsのMaschineを使ってこのコンプレッサーをかけてみましょう。
Group A1にシンセを入れる
まず、サイドチェインをかけたい音を作ります。
わかりやすいように、効果音的な音を持続的に流してます。
左側のライブラリーから欲しい音を「TYPES」や「MODES」から絞り込んで音を選び、右側の「Sound 1」にドラッグします。
(GROUP は初期はA1 からH1まで8グループあり、1グループにサウンドが16種類重ねられます。)
Group B1にキックを追加する
同じく別のグループにキックを追加します。
これで、上物のシンセサイザーの音と、4つ打ちと呼ばれるバスドラム(キック)が同時になっている状態です。
コンプレッサーをロードする
かけたい音にコンプレッサーをロードします。
黄色で枠囲みしたところは、MASCHINEを使う上でもっとも重要な要素の一つです。「MASTER」「GROUP」「SOUND」のどの部分にエフェクトをかけるか?選択する場所なので、ここは「GROUP」を選びます。
この状態だと、GROUP A1全体にエフェクトがかかります。(現在グループ内にひとつしたサウンドがないので、SOUND単体にエフェクトをかけても同じになります)
Side-Chain InputにKICKを指定する
そして、[Side-Chain Input]でGroup B1のKICKサウンドを指定します。
これで準備完了です。
一連の流れを動画で確認しましょう。
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