SOHO住居とシェアオフィスとカフェ機能がコンパクトに収まっています。
(数百人で住む地域社会圏のモデルに一足飛びにいかず、近接した地域や地方などで、こういう小さい単位の物件が増えてくるあり方も現実的でしょうね。)
東急目黒線・武蔵小山駅より徒歩4分の場所に、新しい住まい方を提案する、食堂付きSOHO対応のデザイナーズアパートが2014年3月に誕生します。名前は「stairs(ステアズ)」。
引用元:stairs ステアズ
欲言えばSOHOではなくて、SSHO(スモールショップ/ホームオフィス)、もしくは(シェアショップ/ホームオフィス)になっていくと、よりワクワクしますが、カフェが一階にあって、上がSOHOやシェアハウス。このセットアップはとても大切だと思います。住んでみたい!
つながりのハブ
10年近く前に沖縄移住した人を取材していたとき、当時は沖縄に友人が居なかったので、移住者がやっていそうなカフェを見つけては、オーナーに移住体験談を聞いたりしてました。
結局(夫婦で)移住したんだけど、地域と関わりができないので、カフェを営んでいる人が結構いて、経済的な理由以上に、コミュニティや情報を得る手段として、小商いをするのはよいアイデアだと思いました。
加えて、僕の様に外から来た人が、その地域との接点や情報を得るためのハブにもなる意味では、地域コミュニティにとってカフェの役割は大きいと思います。
その意味で、チェーン店ではなく、住人や地域とのつながりをもつお店(カフェというよりは喫茶店やバー的)であるべきですね。
ドトールもスタバもよく行くけど、オーナーの顔が見えなかったり、地域コミュニティとの接点になれないカフェは、ひとり、本を読んだり仕事するにはいいけどなにか物足りない。
まさに、コワーキングと呼ばれる場所に無個性さを感じたり、なにか物足りなさを感じるのが、(スタバでいいんじゃない?)的なこの視点。
そのお店に通うことで、途方もない無駄話や無駄時間を通じて、じんわりと地域の顔や情報が見えてくる。そんな場所が都市には重要。この「じんわり」感が重要です。
シェアハウスやコワーキングスペースが地域や外に開くとしたら、そこにカフェがあること。そのハブとなるオーナーが住人だったり、ヤモリだったり。そうすることで、ただ、(住人)とシェアする暮らしから、地域とつながり、広くシェアする可能性が見出せる気がします。
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