10年前に開催していた企業ウェブマスター向けのサイトマネジメント講座の資料。印刷されたものがほとんど手元になくなってしまったので当日使っていた資料をアップします。
これは、企業向けで二日間のコースで使っていたものです。
今にして思えば、2000年の段階でサイト設計には原点回帰が必要だと書いていたのですが、はじまったばかりの時代に原点を見据えていたのだと思うと、かなり哲学的です。
97年に「企業ウェブマスターのためのウェブデザインハンドブック(AI出版)」という、このセミナーの原論になる書籍を出しています。この本やセミナーで伝えたかったメッセージは、
「ウェブサイト管理者はシステム管理者ではなく、コミュニケーションマスター」もっと社内で権限を委譲されて、しかるべきポジションを与えられるべき。
サイトというのは重要なメディアであるにも関わらず、権限が与えられていないケースや、社内の各部署を横断できるスキルと権限がなくては成り立たないものだったのです。
そこで、ウェブマスターという仕事について網羅的に学び、そうしたスキルがある人たちの地位向上を目指したセミナーでした。
「ウェブマスター」というのがすでに懐かしいですね。
ほかにも当時の資料探してあげていきます。