戦争と兄弟愛。今の僕らの世代や日本にはどんどん希薄になっている二つのテーマ。1950年代の韓国の街というのも、はじめて見たので新鮮だった。
過去をフラッシュバックするような、映画的なお涙頂戴シーンはあまりピンとこなくて、最後の静かなシーンに戦争の浅はかさと兄弟愛がすべてが凝縮されていてるようで感涙。
戦争シーンは目を覆いたくなるようなものや、激しいカメラワークが多くて、頭の筋肉が疲れてしまい肝心の人間ドラマの部分に感じいる余力がなくなってしまったかな。
韓国の文化や映画は色々なものが似ているのに、何かがちがう。自分や自分の国をその違いから見つめなおすきっかけになるので好きですね。いつもなにかヒントをもらえるような。
韓国を車旅していたとき、暇があれば音楽PVばかりずっと観てました。いい作品が多くてびっくり。あと料理がおいしくて、胃拡張になるんじゃないか・・・と心配したほど。量が多くても食べられるのが不思議。言葉の響きもいいですね。(横道にそれました)
戦争映画が苦手でなければ、お勧めです。