ヴィレッジ

映画『ヴィレッジ』を観る。
シックスセンスのM.ナイト・シャマラン 監督作品。
シックスセンスのあの感動をなかなか超えられないものの、過去の傷や痛み、そして愛というテーマをホラー仕立てで包んだ、味わい深い作品でした。


落ちを探って楽しむミステリー映画というよりは、森というメタファーそのものが誰の心にもあるということを感じながら観ると不思議な余韻に浸れます。 森は怖い存在でもあれば、森によって守られている存在もあるということ。
心の奥底を深い森に沈めて生きる人もいれば、林のような開いた境界線に生きる人も。人の心はそれぞれの形や深さの森で覆っている分、そことどう折り合いをつけて生きるか。人の人生そのものが、ヴィレッジ(村)の形や在り方とも読み取れる。
自分の心の村にある森はどんな場所だろう・・・なんて、いろいろなこと考えさせられました。

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