不思議なことに、仕事でホテルに泊まっているとき何気なく観る番組がいつも心に残ってしまう。
風呂に入ろうと思って何気なくつけたばかりに最後までみてしまい、おまけに何か書かずにいられなくなって、ズボンもはかずにパソコンを立ち上げてしまった。
この人の言葉に触れていると、僕らは「生きる努力をせずに生きれてしまっている」ことを痛感してしまう。
これほどまでに力強い生き方をしていて、出てくる言葉がどうして優しいのだろう。
彼の言葉ほど行間にまなざしを感じるものはない。
広大な大地に1人野営している、彼のそばにふと降り立ち、何も語らずに火を見つめている彼を傍らで見ているような気になる。
そんな感情になる言葉にはであったことがない。
- HIROSH