ハンカチをもっていなくて、本当に後悔した。
涙も鼻水も全部タートルネックにしみこませてなんとかしのいだ。
原作を読まず、レビューもまったくみず、この映画がなにかも知らないまま観ただけに、不意打ちのような展開に、なんども泣かされた。
この感覚ってやっぱり日本人的なのかな。気持ちを伝えるのが下手なそれぞれの不器用さを役者陣がうまく表現している。
ひっそりと咲く花に情緒的な美しさを見出すような、そんな日本人的な感覚。
決して派手な映画ではないけれど、物悲しさの中にユーモアもあり、そして、ちゃんと勇気付けてくれる、そんな心温まる映画になってました。
日本の映画もやっぱりいいね。
うん。いい。原作読みたくなった。
ちなみに、このDVDは本編ではなくて、メイキングかなにかなので、注意。映画は劇場で。