アドラーに学ぶ「元気が欲しければ、部屋ではなく家の前を掃除すべし!!」

最近バカ売れしている「嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え

アドラー心理学が今年はマイブームになるんではないか?と思うくらい面白くてハマりました。

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思わずScappleでマインドマップ書きなぐってしまうほど。

で、そんな一押し本を超解釈で圧縮レビューしたいと思います。

過去なんてないんだよ!!

まぁ、書籍の中ではこんな言い方してませんが、アドラー心理学がフロイトのそれと違う点がここです。

たとえば、勉強しようと本を開いた瞬間に頭痛や睡魔が襲ってくる病気になっているとして、その原因は子どものころのスパルタな受験勉強のトラウマだとします。

これを治療するためには、過去(のトラウマ)を克服する必要があるのですが、これがフロイトの原因論。

つまり、問題には原因がある。という前提で考えること。

アドラーは真っ向から異論を唱えました。

彼の理屈だとこうです。

「勉強したくないから、頭痛や眠気を自分で引き起こしている。(以上)」

フロイトの「原因論」に対して、アドラーは痛いところを見事に正拳突きするような「目的論」です。かならず、目的が作用している。というわかりやすい理屈ですね。

つまり、過去に原因があるのではなく、そうしたくない、もしくは何かを恐れたりして、それを回避しようとする意図や目的がいまの症状を引き起こしているという視点です。

この一節を読んで、たしかに「過去(やトラウマ)を言い訳の材料」にしていた自分に気づきました。

過去なんていまの状態にあわせて随分脚色していますからね。

あと、これを克服するなら、林先生の「いつやるの?いまでしょ!」戦法で、とりあえず、あーだこーだ考えずにとにかく「いまできること」やってみること。

それが一番な気がします。

自己肯定したかったら貢献しろ!

もうひとつ、アドラーにずきゅん!ときたのは、ここ。

共同体感覚とか、他者信頼とか、課題の分離、自己受容等など、専門用語がでてきますが、圧縮していえば、

自分に自信が欲しかったら、なにかに貢献しなさい」ということ。

なにかに。ということろがツボで、誰かに褒められようとしたり、家族や社内やコミュニティに貢献するのではなく、「どこかに〜貢献している」と「思い込む」ことが重要です。

人はつい自分のアイデンティティを保つために「他者からの承認」に飢えてしまいますが、これはなかなかよろしくないんですね。

で、具体的な自己受容の方法を考えてみました。それが

家の前を掃除すること」です。

古い人ならここで「レレレのおじさん」を思い浮かべていると思います。

(このブログも最近は若い人に人気が出て来ているので、うかつにこの手の踏み絵は出さないようにしていますが)まず、ほうきとちりとりをもって、「誰も観ていないタイミング」をみはからって、家の前を掃除したり、家の前が無い人は通勤途中に道に落ちている吸い殻を拾ってみることです。

これだけで、自分に自信がもてます。

地球を奇麗にしていると思えば、もうむっちゃくちゃ大きなコミュニティの一員です。その一員感覚がもてたら、むっちゃ自信がつくんです。ホント。

とにかく、下手に会社や学校で認められよう!なんて思わないこと。

もっとビックスケールなコミュニティの一員となること。

これができたら、これまでの自己啓発本や、実用書なんて全部いらないです。タバコの吸い殻拾ったら、イッツオールライト。うまくいきます。

アドラー本当に面白いです。

とはいえ、かなり曲解なので、もっとアドラー心理学を知りたい方は、ぜひこの本よんでみてください!!!ハマるし、元気でますよ!!

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