ソーシャルメディア時代。誰もが表現、発信を行う社会で、一人一人が自分の言葉で語り、「伝えるチカラ」が求められています。
人の心を動かし行動を促す「プレゼンテーション」=「伝える力」とは、目の前の人を説得するだけでなく、プレゼンテーションを通じて長期的な信頼関係を築く事にあります。
そのためには、その場しのぎの嘘があってはいけません。本当に伝えたい事を、自己に「問いかけ」、論理と情熱をもって他者に「問いかけ」、課題を共有し、信頼を得て共に行動する仲間づくりを行うこと。これが、信頼と共感のプレゼンテーション「エシカルプレゼンテーション」なのです。
本シリーズでは「エシカルプレゼンテーション」の考え方を元に、人の心に届くプレゼンテーションを理解し、実践を通じて、日々のプレゼンテーションに応用できる、自分のスタイルを見つけてもらうこと目指しています。
プレゼンテーションを組み立て、発表するまでのプロセスには様々な手法やツール、技術があります。そうした手法に触れながら、実際にプレゼンに用いられる「型」やストーリーの作り方を実践的にまねて表現してみることで、理解を深めていきます。
「伝えるチカラvol.0」
第0回と題したスタートアップイベントでは、基本的な考え方を中心にお話しさせていただきました。
『何故、日本人はプレゼンテーションが苦手なのか?』
その苦手意識を克服するために、日本人にあった練習法や表現方法がないだろうか?という疑問から出発します。
技術を学んだところで、実践で体に身につかないと使えませし、それ以前に苦手意識が強すぎると、本来の力が引き出せません。
そうした問題を『心技体』の3つの課題にわけ、ワークショップに展開します。
特に私たち日本人のように、シャイで考えや思いを伝えるのが苦手な『心』の問題をいきなり解決していくのではなく、また、はじめから上手く伝えようとするのではなく、『技』を型としてきっちり整理して、『体』実践を通じて、くりかえし真似て学んで行きます。
当然、突然『モノマネ』をするのと同じで、うまくいかないはずなのです。でも、始めなければ上達はありません。その失敗の数を積み重ねていくとどこかで、上達を実感しはじめるのだと思います。
その時、自然に『心』も整っていくはずです。
そうして、真似てから始めたトレーニングも自然と自分の型になっていくのです。
本ワークショップでは、様々な『型』を学びながら、実際に実践(ある意味、たくさん失敗)する機会を共有することが狙いです。
何を隠そう、僕自身も人前で裸踊りできるほどの勇気をもっていません。注目されることに苦痛もあります。でも、それと同じくらい、そうした気持ちをもっと克服して、自然体に表現して伝える力を身につけたいと思っている一人です。
誰がうまい、下手と比べるのではなく、自分が素直に思いを伝え、共感し信頼しあえる関係づくりのために、一緒に『伝える力』を学んでいければと思います。ぜひみんなで、失敗を許し合いながら、プレゼンの機会を増やして、プレゼン力を自分のものにして行きましょう!!
お申し込み
第一回『伝える力』プレゼンテーションワークショップは
2012年4月27日(金)開催です。