ちょうど僕が住んでいた場所や仕事をしていた場所が見下ろせる場所から景色を眺めながら思い出した。
昨年末初台の仕事場を後にして、やっとこの場所が思い出になり始めるのだと思うと、寂しい気持ちと少し肩の荷が下りたような不思議な安堵感を覚える。
愛着のある場所から離れるときの寂しさとほんの少しのドキドキ感。
また旅が始まる気がする。次はどこに行こう?そう思うことが僕の気持ちにいつも火をつけてくれる。
懐かしい場所、懐かしいみんなにも会いたいけど、すぐには会いたくない。
根無し草で刹那的かもしれないけど、いつもちょっと寂しいくらいが、自分でいれるような気がするから。