天国の青い蝶

映画「天国の青い蝶」を観る。
脳腫瘍をわずらった10歳の子供が昆虫学者とともに、青い蝶を探しに南米に向かう話。
トレイラーですでに涙腺が弱くなりそうな、切なそうなストーリー。しかも実話に基づいているあたり、期待して観ました。


?いい映画であるのですが、実話という点が中途半端に邪魔をしてしまい、ファンタジーになりきらずに目線が現実と映画の世界をさまよってしまったのが残念。
ただ、観る視点を探せば教訓深い話で、「幸せの青い鳥」のように本当に自分を変えてくれるような存在を追い求めいるうちはなかなか見つからないもので、「諦め」ではない何かに気づくと、ふと目の前に姿を変えて現れる。
その「諦め」ではなになにか?この映画を観て、何を感じるか?がその部分がそれにあたるのかな。
「実話」としてかまえると「ピュア」に観れなくなるところもありますが、ストーリー自体はそれほど哲学的でもなく肩の凝る映画でもないので、気楽に観てもそこそこ楽しめるはず。

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