トムハンクスの「天使と悪魔」、ダ・ヴィンチ・コードの続編といいながら、前作を観ていなかったのですが、普通に楽しめました。
カトリック教会の新しい教皇を選出するコンクラーベの開催が迫るヴァチカンで、候補者の枢機卿たちが誘拐される。
犯人はスイスの研究所から恐るべき破壊力を持つ“反物質”を盗み出し、ヴァチカンの爆破をも企てていた。宗教象徴学者のラングドン教授は、ヴァチカンの依頼を受けてこの事件の調査を開始。
教会に迫害された科学者たちが創設した秘密結社イルミナティとの関連性に気づいた彼は、美人科学者ヴィットリアの協力を得て、謎に満ちた事件の真相を追うが―!?
ここの映画は、バチカン市国という国の特殊性を知るとその背景や登場人物の意味合いがわかりやすくなる。逆に映画を観て改めてそのあたりに興味がもてるのもこの映画の面白いところ。映画の鍵を握る秘密結社系も含めて。
ある意味ARG的というか、映画と都市伝説的なうまいところをついた作品。