先日観た「アンノウン」のリーアム・ニーソン(Liam Neeson)が出演の映画、特攻野郎AチームTHE MOVIE。
この映画を一言で言えば、
「危機」というものを感じる部位が脳から欠落している無敵な4人の能天気アクションムービー。
この手の映画突然観たくなるんですよね。難しいこと一切考えないで観て楽しむ。ザ・アメリカな映画。
予想通りのいい意味でも何も裏切らない展開。基本テンプレ映画なので、先を読んでも読まなくてもよく、シンプルにざくっ!と観て痛快。肩をこらさず一気に楽しめます。
ちなみに、特攻野郎Aチームですが、日本公開は1985年。今から27年ほど前。もうそんなになるんですね。
当時のオープニングがあったので、こちら。
テンポも雰囲気も昭和なアメリカンというか、ブラウン管テレビ時代のクオリティが逆に味です。それに引き換え、映画版だと
きちんと今風に仕上がっているのがすごい。リーダーのお得意なのか下手なのかわからないダサダサな変装シーンがなくて、ちょっとかっこ良くなってます。
それにしても、当時の映像はそれはそれでなんとも言えないテイストというか、時代劇がハイビジョン以前のほうが良かったのと似ていて、今では逆に再現できない質感がありますね。キャラクターがわかりやすく、それぞれの個性もきっちりと反映されているあたり、誰がみても楽しめる痛快な娯楽作品。
スカッ!としたいとき観るのにおすすめです!