ジョナサン・ジットレイン 「親切に支えられたWeb」 | Video on TED.com.
外的な規則や信号といったものを取り除くと より安全で 人々が機能でき 互いにより人間的に接するような 環境ができるのです 自分の行動に対する責任を 人々が自覚するからです Wikipedia はこの原理を活用しているのです。
非常にわかりやすい。進歩的性善説にのった話。
僕が発信しているこの情報も、どうやってみなさんのパソコンの画面まで届いてるのでしょうか? 果たして「届いている」考え方から、考え直してみてもいいと思います。
インターネットそのものが「人の善意」という、そんな曖昧な信頼のネットワークになりたっているのです。そのネットワークが信頼できるかどうかは、傍観者ではなく、まず自らもそこに参加してみる意識をもつこと。
もちろん、信頼を裏切るようなことがあったとしても、それを受容することも含めて、そこから何を学ぶか? まさに、インターネットは、インターネットを通じて、私たちに色々なことを投げかけているのだと思います。
それは「社会」や「世間」のあり方を問い直し、政治や経済の有り様だけでなく、「自我」のあり方、人へ伝えることの難しさ、愛、創造への葛藤。私たちが当たり前のように接しているだろう「現実」を、もう一度問い直すために、さまざまな視点から問いかけてきいるのだと思います。
講座でもまず最初にお話することなのですが、わたしたちは
「インターネットから社会や現実を学び、ソーシャルメディアによって社会や現実を変える」のステップに移行しはじめているのだと思います。
TEDの話からそれてしまいました。
今だからこそ、「インターネットってなんだろう?」と考え直してみるよい時期だと思います。そのヒントを垣間見る意味でも、20分程度の映像をぜひご覧いただいて、自分になりに何を思うのか、誰かと対話してみてはどうでしょう?
今週末から、目黒区の社会教育会館で「ソーシャルメディアワークショップ2010」を開催します。募集は終わってしまいましたが、今年は、あちこちでこうした問いかけをしていきたいと思っています。
それにしても、こうしたさまざまな知恵にアクセスし、そこから刺激を得、眠っている感情を呼び起こし触れられること。そして、その感情を表現してみよう!と挑戦する場があること。
すでに、わくわくするような時代に立ち会っているような気がしませんか?
最後に、プレゼン中に紹介していたサイトがあまりに面白くツボにはまってしまったので、リンクはっておきます。
「ヒットラーに似ている猫募集サイト」