グリム童話「赤ずきん」が生まれたのは、今から何百年も前のこと。時は流れ、美しく成長した赤ずきん、その名はヴァレリー。彼女は今、危険な恋の真っただ中にいる。親が勝手に決めた結婚から逃げるため、すべてを捨てて愛するピーターと旅立つと決めたとき、ヴァレリーの姉が何者かに殺される。有名な人狼ハンターのソロモン神父が駆けつけ…。
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さて、よくよく考えてみると、「赤ずきんちゃん」ってどんな話だったか?記憶がおぼろげだったので、映画を見終えてから、wikipediaで復習してみて納得。グリム童話の大筋を損ねることなく、でも、サスペンスやラブロマンスとしてうまく味付けされている。
グリム童話の大筋は
- 狼が赤ずきんを先回りして、おばあさんを食べてしまう。
- おばあさんの血と肉を、ワインと干し肉として食べてしまう。
- そのあと、おばあさんに化けた狼に赤ずきんちゃんが食べられてしまう。
なんとも残酷な童話で、子供に「言いつけを守らないと怖いことが起きるよ」という刷り込みをするには十分すぎるくらいスプラッター。
でも、大人の映画にはそうした教訓はいらないので、グリム童話をハリウッドがどのように大人映画に脚色しなおすか?はとても興味深いところ。
最後に「こうきたか!」とおもわず膝を打ちたくなる、よくできたストーリーでした。