2月に東京都の公社で開催予定の「起業のための動画作成講座」
この講座の全体設計をするにあたって、今回は内容を一旦分解して、元素記号に置き換えて化学反応させてみようという、遠回りな思考実験しながら、資料を作成しています。
アイデアをいろいろなインターフェイスで出してみる
本当ならポストイットとか、Moleskineとか、お気に入りの一つのノートなりメモ帳に統一していくべきなのだと思いますが、僕の場合は、その都度気持ちい入り口を探しながら、書き散らかしながら、アイデアを出していきます。
ノートからトレース <アナログからデジタルへ>
激しく汚い字。自分でも読めません。何を書いたか忘れないうちに、iPadなどでトレースします。
綺麗な字だったら、絶対にしないプロセスです。(本当に綺麗な字の人が羨ましい)
使っているのは、Grafio
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です。あとよく使うのは、Skitch
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ですね。
わざわざトレースするのは二度手間ですが、ノイズを消しながら、考えを推敲していく時間と割り切りながら、整理していきます。
アイデアプロセッサーから手書き <デジタルからアナログへ>
今度は、パソコンやiPhoneアプリなどの、アイデアプロセッサーから、プリントアウトしたものに手書きで思考を深めます。
このサイトでも度々登場する「Scapple」と「Simple mind」です。
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こちらも、このアプリをチョイスした理由はありません。その時立ち上げたソフトで思考しながら、飽きたら他のアプリや他のインターフェイスに移ります。
同じようなことをsimplemindやパワポでもやっています。
当然、アイデアは重複しています。
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こうしたアイデアプロセッサーでアイデア出ししていったものをプリントアウトして、加筆します。
アナログ→デジタル、そのまた逆と行ったり来たりしながら、またディテールと俯瞰を往復しながらアイデアを練っていきます。
Postit Plusからパワーポイントへ <アナログからデジタルへ>
この辺りで、元素記号風にアイデアをまとめたくなったので、ポストイットに元素記号のアイデアを出していきました。
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このアプリで作成したデータをパワーポイントにエクスポートして、パワポでポストイットのデータを清書、整理していきます。
色分けしながら、必要なアイデアをグルーピングしていきます。
あとは、これを眺めながら、資料作りに入ります。
一つの講座を作るのに、いろいろな思考実験やアプリを使ってみながら、散らかしている様が伝わったのではないか?と思います。
ある種の癖といえば、そうなのでしょうね。。
まとめ
プレゼンテーションシンキングでは、プレゼンの資料作りやデザインよりも、そこに至る過程を楽しむことを大切にしています。一見、遠回りですが、資料作りに入る前の思考の粘りこそが、良い資料作りに反映されるはず。という仮説です。
なかなか時間がない時に、こうしたアイデア出しは焦りが出ますが、ある程度の練りこみが終わると、フィニッシュに向けて勢いが増してきますので、ぜひ、こうしたプロセスに着目しながら、いろいろ方法を試してみてください。
アイデアがある程度出尽くした状態でテキスト作りを始めると、俯瞰する余裕も出てきて、あとは「引き算」でアイデアを捨てていきながら、シンプルにしていく作業になります。そこも大切なプレゼン思考のプロセスです。
この講座、起業やフリーランスを目指す女性向けのセミナーになりますが、動画作成に興味がある方は参加できると思いますので、(定員に達していなければ)こちらにご一報いただければ、ご案内させていただきます。
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