誰かに伝えたい気持ちっていうのは、今も昔も変わらないし、僕は根が関西人だから人と話をしているととまらないタイプなんだけど、それでも、こうやってパソコンを前にしてしんとした時間の中で、思いを伝えてみようとすることは、いままでには無かった習慣や時間だから、いつまでも新鮮。
数年も書いていると、相変わらず波があって、紆余曲折しているんだけど、そういった波やパターンが見えてきて、またそれも全部自分の波なんだなぁと思うと、だんだんとそれ全体が型になってくる気がして面白い。
型やスタイルって、自分ではわかりにくくて、その瞬間に固定できるものでもないんだけど、自分のこれまでを振り返ったときに、こうした曖昧な時間の流れや感情の揺れそのものが、まさにスタイルだったのかもしれない。
誰もが平等に世界に向けて表現できるメディアが生まれたことは本当にすごい。
でもそれは、世界に影響力を与えるためにあるのではなく、世界に自分の言葉でつながることによって自分を知り思考力や想像力を磨くことにあるように思う。
その先にどんな世界やどんな成長が待ち受けているのか。楽しみでもある。