今日は、死ぬにはいい日だ。


今日は、死ぬにはいい日だ。
まさに、先日エントリーしたタイトルの書籍をみつけ読んでみた。
詩とイラストレーションで描かれた作品。
この言葉に触れた著者がインディアンになりたくて、3日後にアメリカにとび立ち、無計画に無謀にもインディアンの名前をもらうために直訴にいくという、サブエピソードが胸を打った。
人って何かにであったり、ふと思い立ったら、いても立ってもいられなくなる衝動にかられることがある。
へその下のほうが、ぎゅ?っと締め付けられるような不思議な感覚があって、そこから感情のエネルギーみたいのが全身に染み渡って、しぼんでいた風船が膨らむように体が勝手に前に進み始める。
それはただワクワクするという言葉では言い尽くせないほど、少し切なくて、少し不安で、でもなにかの期待や予感を少しづつ配分したような、そんな感情の力。
もしそんな気がしたら、どんなことがあっても体を動かしたほうがいいと思う。
失敗しても、困難でも、そのときだけは、判断を馬鹿にして、あまり考えすぎず、とにかく行動する。
僕も振り返ると、10年に一度くらいのペースで、「いま、きたっ!」と思える(笑)出来事があって、そのときに思い切って行動したことが、それからの自分の方向性をがしっと見据えて邁進させてる力になった経験がある。あのときに、自分を信じて行動してよかったと。
でも、そんなオーバーな武勇伝じゃなくても、日々生活の中でワクワクした瞬間があれば、その気持ちに純粋に答えてみることが大切。
ちょっと違うけど、高校生のときに、刑事モノのドラマを見て(感動したのか?)、いてもたってもいられなくなり、とりあえず近所を2周ほどただ走りだしたことがあって、次の日にそのことを話すとまったく同じことをしていた友達がいて笑った。
きっとそんな出会いがある。そのときのタイミングを大切に。

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