セカンドライフ@ホーム

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実は先日、恐る恐る自分の家を見に行ったんです。あの、知っている人は知っている巨大なツリーハウスの家。

でも、思えば半年ほどログインしなかった時期があって、家賃も支払った記憶がなく、はて、どうなっているだろうと。

すると、土地が「更地(さらち)」になってました。

あの夢を乗せた大きなツリーハウスも、待ち人からの手紙をまつ郵便受けもすべて跡形もなく。(当然、土地代払ってなければそうなるわなぁ。。。)

そして、また懲りずに、もしやあの時は夢、仮想世界だったのでは?とひさびさに足を運んだら、まったく知らない家になってました。(それも当然)

少し怪しげに元いた自分の家の周囲をうろつきながら、また第二の人生がここで展開しているとなると、これはサードライフかどうか?なんてさておき、考えてみました。

土地だけでなく所有物すらが消えてなくなる。

もちろん、データは残っているので再構築は可能なのですが、家賃を滞納すると、ダイナミックに家ごとなくなる。という新しい感触はなにか未来を先取りしている気がします。

ちょうど先日、火事で焼死した人が実は別人の戸籍等を偽装していて、偽装されていた戸籍の持ち主は気づくまでに数年死亡していたことになっいた。というニュースがあったのですが、そんなことは驚くに値しない世界。デジタルの上に成り立っているこの世界ではよくあること。と思っていいんでしょうね。

所詮デジタルデータ上で再現された仮想空間なんて、権限ある人のデリートボタン一つで、その人の痕跡を跡形なく消してしまう。そんな指先に展開しているもろい世界でどれだけ長い時間をかけてものを作ったとしても、一瞬で消える可能性があると、実感しただけでも、なんだか大事な予行演習をした気になる。

諸行無常を通り越して、色即是空な世界。たかが情報だけど、その情報が世界を動かしている今、預金通帳がある日ゼロ円になったとしても、なんだかいろいろ笑えない世界にどんな風に立ち向かうか?

なんて、仮想世界上の人の家の前をうろつきながら、その上の仮想世界と問答してました。