仮想世界の旅はちょっとさみしい。

仮想世界にきてどれくらいが経つだろう。
この仮想世界に沈む夕陽を眺めながら色々考える時間。特に何をすることもせず、一人ぼんやり過ごす時間が現実世界でも仮想世界でも、どうやら好きらしい。
セカンドライフとは、やってみたかった人生を試す場所。それは、第二の人生という意味でもそうだし、セカンドライフと呼ばれるこのサービスに限らず、このインターネット上という仮想空間そのものがもともとそうだったのだと思う。
仮想空間にこうやって身をおいていると、インターネットに出会った頃、僕が何を感じていたか、何にワクワクしていたかを思い出すことができる。
ホームページや、ブログは、自分がなりたかったものや、やってみたかったことを試す場にすぎないんだということ。
そして、なりたかった自分を試してみて客観的に見直しながら、自分自身がそこに気づきなおす場所だということ。

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僕自身、このブログを通じて、自分自身を改めて知ることがよくある。
人ってそんなことも、やってみないとわからない生き物なのかもしれない。
ブログにはアバターはないけど、ここにも僕(hirosh)というもう一人の自分がいて、ブログを書くというのはそのもうひとりの自分との対話だとも思う。
ひとり旅が素敵なのは、いつか誰かに伝えたい衝動が沢山つのるから。旅の途中でこぼれて落ちてしまいそうなほど、沢山の「想い」をお土産にできること。
見た景色やさまざまな出会い。そしてそこには、自分との出会いも含まれている。そんな発見や気持ちの揺れを誰かに伝えたくなる。
伝えたい気持ちとの出会いが旅の醍醐味。
仮想世界もブログも僕にとっては、そんな出会いを求める旅のようなもの。
インターネットも仮想世界も沢山の人に出会える楽しさもあるけど、むしろ一人になって考える場。ひとり旅をしている孤独感のようなものを感じる場所である気がする。
その孤独から、つながりを求めるのではなく、つながりを感じる力を養う場なのかもしれない。
仮想世界にいると、インターネットの原点を感じる。
もっと沢山の世界を放浪し、忘れていた感覚を探しにいきたいと思う。