3Dプリンタを活用したプロトタイピングワークショップがはじまりました。
多くの人が、猿の惑星のように3Dのプリンタを取り囲んでは物珍しそうに眺める光景は、決して揶揄するつもりではありあせんが、とても不思議な光景です。
もしこれが、カラーインクジェットプリンターだったら、きっとこんなことにはならないと思います。
20年前のインターネット黎明期のように、夜な夜な集まっては、これでどんな未来がくるのだろう?と語りあった時代を思いかえすとワクワクします。
3Dプリンタを肴に語れる旬な時間そう長くはないので、ぜひ、知識関係なく、自由にいろいろなことを語りあってみてください!!ちょっと未来を夢想してみたことが、近い将来に実現するかもしれません。
3Dプリンタで何ができるの?
簡単に言えば、グルーガンがパソコンで制御されていて、CADで作成した通りに、立体物を作ってくれるような代物です。
なんとも黎明期的なキッチュさがあって、部屋の温度や管理状態によっては、途中でノズルが詰まってしまったり、造形物が途中でずれたり、まがったりします。
このハイテクの世の中にあって、なんとも牧歌的な機械。
一つ作るのに数十分から数時間かかるので、大量生産には向きませんが、思いついたアイデアをその場で作ったり、手に入らないようなパーツなどを自作するのに向いています。
主婦なんかだと、ボタンなんかは、そのうち買わなくて、データをダウンロードして自宅でひとつづつ作る時代がくると思います。
偽物しかつくれない
3Dプリンタでよく話題になるのが、その精度ですが、工業用の3Dプリンタではなく数万円台から買える家庭用の3Dプリンターでは、まだまだ手間の割には雑な仕上がりなのは否めません。
また、CADソフトを使いこなさないとならず、ネットで無料で公開されているデータをダウンロードしてプリントしようとしても、うまくできないこともザラです。
でも、物を買うのではなく、作るという側に回った瞬間に、私たちが手にしている様々な商品の精巧さや職人魂に触れるきっかけにもなります。
そのうち、3Dスキャナーとセットになって、プリンタの中に物を放り込んだら、あっという間に完璧なコピーがプリントされるような時代がくると思いますが、今は、このもどかしくも愛らしい、原始的な機械を使って、「いかに、本物に近づけるか?」と考えたり、観察することも、本物を学ぶよいトレーニングなると思います。
アマゾンで6万円台から
すでに数万円で買える時代。この黎明期の時代に無駄な努力すること自体が、ひとつの贅沢です。
パソコンやゲームなんかも、すでに既製品のレベルが高すぎて、決して作る側に回ろうなんて発想に至らない時代ですが、ちょっと勘違いしてメイカーになるぞ!なんて思って挑戦するのも、そんなにやってくる機運ではないので、あまり深く考えずに飛び込んでもよいと思います。
とはいえ、使い方すらが分からない人がほとんどだと思います。で、いまイベントをいくつか準備しています。
別にプリンターを売りたい訳ではないのですが、この黎明期の時代に出会える人たちとは、長く付き合えることを知っているので、久々に、積極的イベントしかけたいと思っています。
無料3Dプリンタワークショップ「3年D組プリンタ先生!」
〜ワークショップ概要〜
興味はあるけれど3Dプリンターを触ったことのない人
CADでデータを作るんでしょ?CADなんて私にはとて
8名のワークショップ形式で、3Dデータを作って3Dプ
ノートパソコン持参でお願いします
ワークショップ参加ではなく見学のみ希望の方もOKです
ワークショップ参加者はコメント欄にワークショップ参加
講師は3Dプリンタのエヴァンジェリスト、内田洋行の高橋祐人さんです。
時間:11月8日(土)13:00より2時間程度
場所:内田洋行
詳しくは
エントリー(Facebook)
[amazonjs asin=”B00M0DLG0I” locale=”JP” title=”パーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci 2.0 Duo(二色印刷)”][amazonjs asin=”B00EZKQKGO” locale=”JP” title=”オープンキューブ 3Dプリンタ SCOOVO C170 3Dプリンタ本体 シルバー SCV-C170-S”]