「僕の学校はスタバにあります」 13歳の少年が説く教育革命”ハックスクーリング”とは? | ログミー[o_O].
今日の子どもたちの多くが、幸せ、健康、安全、いじめられないこと、ありのままの自分として愛されることを願っています。しかし私ががっかりしているのは、大人たちが「大きくなったら、何になりたいの?」と聞くとき、彼らは私たちが幸せで健康であることを前提としてしまっていることです。
子供の持っている自由な可能性。創造性、夢見る力。現実を見る力。13歳にして、そんな感性を殺さずに、こんなに世界がクリアに見えていることに驚いてしまった。
自分で選択する力をもつこと。それって自分を俯瞰する力なんだと思う。
少し高い位置で俯瞰できると、視野が広がり少し先が見える。そうした力がつくには、どんな教育が必要なんだろう。そもそも教育という視点が違うのではないか?そんな疑問のひとつの答えを教えてくれるスピーチでした。
私は普通の学校に通っておらず、そして使うカリキュラムは決まっていません。誰かの作った特定の学習法だけに集中することもありません。私が自分の教育をハッキングするのです。私はコミュニティから得ることができるチャンス、家族、友人を通して得られるチャンスを有効に使っています。学んでいることを、実際に経験することができる機会を十分に利用するのです。私はこれを「ハックスクーリング」と呼びます。
そして近道をすること、より良い結果をより早く得るためにハッキングすることを怖れていません。学習のリミックス、またはマッシュアップのようなものです。
ハッキングは融通がきくし、日和見主義で幸福、健康、創造力が優先事項であるということを見失いません。おもしろいことは、ハッキングは制度ではなく考え方だということです。誰でもハックスクーリングを使うことができます。一般的な教育システムでさえもです。
私の学校とはどこにあるのでしょうか? だいたいはスターバックスのようです。でも私も多くの子どもと同じように、数学、科学、歴史、作文を勉強します。
なんて、柔軟なんだろう。13歳の言葉に大人の自分ですら、ドキドキしてしまう。
大人になるためには頭を硬くせよなんて、誰も教わっていないのに、大人になるほどに「こうあるべき」にとらわれてしまう。
みんながしているから安心。人と違うことや、誰もやっていないことをするのは、おかしな人だ。
そんな風に、世間の目にとらわれてしまい、自分で考えたり疑問をもつことをやめてしまう。
学校を卒業した大人たちも、もっと自分の「シゴト」を「暮らし」をハックして、「幸せになるために」「健康にいきるために」貪欲に、そして自由な気持ちで向き合ってもいいんじゃないかと思います。
僕らが幸せになるために本当に学ぶことは、学校や会社にはないのかもしれません。
2015年は、13歳の彼に習って、これからの時代に生きる力やサバイバルスキルを高められるような場づくりができたらと思います。
来年も引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします![amazonjs asin=”4903192113″ locale=”JP” title=”フリースクール ボクらの居場所はここにある!”][amazonjs asin=”487652386X” locale=”JP” title=”フリースクールとはなにか―子どもが創る・子どもと創る”]