料理をするように企画書を書こう
この資料は、企業向けの企画・プレゼンテーション講座で使っているのもですが、ちょうど昨日のSEEDx地域未来塾のオンライン講座でもご紹介したので、ご紹介します。
企画を考え、プレゼンをするという一連の流れは料理に似ています。
【着想】まず作りたい料理をイメージします。
企画で言えば、課題があってそれに対する仮説を着想するところです。
たとえば、ビジネスマン向けの通勤バックを企画するとします。課題は、パソコンやiPhoneなどを持ち運びつつ、カフェなどでスマートに出し入れしたい。という要望。ざっくり、リュック型の革製のバックをイメージします。
【収集】必要な素材を集め、調理法について調べる
リュック型のバックを作るプロセスや工夫など取材をし、そうしたニーズや課題点を探ります。この間に得た素材から更なるブラッシュアップのイメージを練ります。
【編集】したごしらえ
集められた情報をもとに、素材を下ごしらえします。つまり、参考にする鞄などをそのまま活用するのではなく、それぞれのよいところを抽出して抜き出して、まな板に並べます。
【表現】料理し、お皿に盛りつける
集められた情報を組み合わせ、企画書づくりに入ります。
【発信】料理でおもてなし
出来た書類を、更に魅力的にみせるための工夫や、伝達方法(プレゼンテーション)を行います。
こうした一連の流れを料理になぞりながら、実際の企画書のワークフローを考え直してみると、行き当たりばったりに企画書を書いたり、素材がそろわないまま適当に料理しても美味しいものにならないことがわかります。
さて、どんな料理や味付けにしようか?とまず着想し、そのアイデアを具現化するために、プロセスを踏んで行っていくこと。
慣れないうちに我流でやらず、レシピ通りすることが重要。そうしたセオリーや型、お手本を元に、トレースしていくことが、上達の近道です。
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