エリザベス・ギルバート "創造性をはぐくむには" | Video on TED.com

なぜ、クリエイティブに携わる人々は多くの人に、ある種の「心配」をされてしまうのか?
「才能」という不安定で不確実なものを生活の糧にしようとする人たちは、「才能」に活かされ、そして「才能」に苦しめられてしまう。

作家には つきものです いえ 全クリエイティブ業界で… 精神不安定で 知られているし― 無残な死者の数を見ても 明らかです 20世紀だけで 偉大な創作者たちが― どれだけ 早世し自殺しているか 実際の自殺でなく― 自分の才能に殺された人もいます ノーマン メイラーは生前 言いました “作品が ジワジワと私を殺す” ライフワークに対し 尋常ではない考え方ですが― 誰も驚かないでしょう 長年 聞き慣れた話ですから 当然のことと 捉えられています 創造に苦悩はつきものであり― 芸術性は 必ず最終的に苦痛をもたらすと…

なにかのヒラメキや「出会い」がその人の人生に大きく影響するとしたら、それは喜ばしいこと。でも、同時にその偶然とうまく折り合いを付けておかないと、その出会いが常に起こらないことへの不安で押しつぶされてしまう。では、どうやって、その折り合いをつけるべきか?

クリエイターの心の安定をもたらす呪文の言葉とは?

まさに、近著に世界的なベストセラーを出してしまった彼女の将来への葛藤とその具体的な処方箋が明かされます。ものづくりに悩む人だけでなく、「才能」というものや、自分の「能力」というのものに向き合う多くの人に通じる話。

エリザベス・ギルバート “創造性をはぐくむには” | Video on TED.com.

その具体的な方法がとてもユニークで、腑に落ちる発想でした。

自分の創作や作業がうまくいかない時は、自分そのものだと思い込んでいた(才能)という「何か」を、一旦外に出して、そいつに向かって語り掛けます。

原稿から顔を上げ― 部屋の片隅に話しかけたんです “ちょっと” と声に出して “仮に この本がイマイチでも―” “私一人の責任じゃないわよね?” “全力投球なのは分かるでしょ?” “これ以上は無理” “良くしたければ 役目を果たして” “その気がないなら いいわよ” “私は自分の役目を果たすだけ” “しっかり書いておいてね” “私は やることやったって” (会場 笑)

この感覚。「才能」とは、目の前の成すべきことを一生懸命している人にやってくる(何か)精霊(ジーニアス、ダイモン等々)みたいなもので、創作とは、時にそうした(何か)との共同作業だ。としてしまうこと。

のまれそうになった時に― 恐れない ひるまない やることをやるだけ 結果を気にせず 続けよ と 踊るのが仕事なら 踊るだけ 気まぐれな精霊が 割り当てられ― あなたの努力に対し 一瞬でも奇跡を― 見せてくれたら… “オレー!” 見せてくれずとも踊るだけ それでも 自分に”オレー” と そう信じますし 広めませんか それでも”オレー” と 真の人間愛と 不屈の精神を― 持ち続けることに対し…

自分を信じてやり続ける人に割り当てられる気まぐれな精霊(ジーニアス)って、そんな風に思えれば、肩の力が抜けて、でも、なんだか勇気でる発想ですよね。

ちょうど今日、この映像を偶然見つけて観る前に、近所の本屋にいて、偶然にも似たようなことを感じてました。

本屋にも精霊が沢山いたんでしょうね。