Dick Hardt’s Identity 2.0 presentation 投稿者 Vanksen
Identity2.0 – OSCON Presentation
2.0ばやりですが、とにかく今一番旬なキーワードではあります。最近このキーワードでブレストするのが楽しくて、夜な夜な語り合っています。
アイデンティティとはなにか?
ちなみに、Web2.0がなにか?Identity2.0とはなんぞや?よりも、この人のプレゼンスタイルに度肝抜かれました。ぜひまずは観てみてください。もうこれはプレゼンというよりは芸です。
さておき、たしかに、私たちに取ってアイデンティティや個人を認証、証明するものって一体なんでしょうか?
タバコやお酒を買うときに年齢を証明するもの。欧米ほど日本は厳しくないですが、生年月日を証明する手段として運転免許やパスポート。健康保険証など、保証してくれるものを持ち歩く必要があります。
友人にパスポートを偽造されて入国時に「すでに、あなたは入国されてますよ」と言われて、止められた、笑うに笑えないスパイ映画のようなエピソードを体験した人がいますが、こうしたパスポートのような証明書の類いはたしかに、簡単に偽造されます。
話しはデジタル社会。ネットにおけるアイデンティティはたしかにどうでしょうか?
IDやパスワードを入力したら、商品が購入できたり、情報が発信できたり。
実はとても脆弱なアイデンティティですよね。店頭でお酒を買うのと同じくらい、適当なトランザクションで、認証されてしまうわけです。
実際にIDとパスワードを盗まれたら、成り済まされるわけです。それどころか、運転免許証のように、他のセキュリティも同じ認証で突破できるわけです。
様々なID技術が進化していくと思います。そのうち、ユーザー名とパスワードなんて懐かしいの入力してたね。なんて時代がきっとくるはずです。
でも、そもそも、貴方ってだれですか?僕は誰でしょうか?
顔や名前ってそもそもアイデンティティですか?
DNAレベルまで個人情報になってしまう時代もくるんでしょうね。
いろいろとこれからのIDについて考えさせられるトピックスです。