NHK「郊外住宅地の見えない空き家」infographics

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郊外住宅地の見えない空き家
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空き家の数以上にその課題に関する増加スピードのほうが気になる。
増加率だけでなく、住宅の耐用年数を超えると問題は加速度的に深刻化するのではないだろうか?
これって、これからの10年間に直面する様々な社会課題の現象にリンクしている。

時代が直線的に変化していくのではなく、勢いを上げて変化していく中で、すでに人の想像力が追いつかなくなって、思考停止気味になってしまうのは、インターネットによって、情報量が指数関数的に増えて、選択肢が増えすぎてなにも選べなくなってしまう心理に近い。

なんの個性もビジョンもない場所に、いまでも新駅や住宅やマンションを作り続け、大型ショッピングモールを誘致している郊外を眺めながら、見かけの人口や目先の税収のためにまちづくりをしているように思えてしまうのは、うがいすぎだろうか。

廃墟と化した遊園地に取り残された乗り物を見てみぬふりをしながら、その横に、いつかは放置されるだろう同じような新たな昭和の夢の跡を再生している滑稽さ。少し、シュールにすら思えてしまう。
平成も26年経っているのに。郊外に住宅が増える一方空き家が増えている矛盾。これいかに?