postfix

天気がいい週末というのに・・・今日は一日中サーバーを設定。(泣)
今回は新サーバーRHL9に標準で入ってた「postfix」というメールサーバーを設定。ひとつのサーバーに複数のドメイン(バーチャルドメイン)を指しているので、メールも同様に複数のドメイン宛に対応させてなくてはならず、今までは「qmail」を使っていたのですが、パッチあてるのが面倒になってしまい&postfixもバーチャルドメインに対応していることもあって、はじめて導入することに。
簡単と思いきや、色々と遠回りを・・
ひとまず動くようになったので、メモ。


インストール

DNSの設定が終わり、postfixの設定に。
標準でインストールされているので問題なしだと思いますが、rpmなりソースからコンパイル。
〔参考〕
postfixのぺーじ
パソコンおやじ

設定

基本的にはすべてこの↓設定ファイルに集約されているので、ミスを防ぎやすい。
/etc/postfix/main.cf
こちらのファイルを上記のサイトを参考に設定。
また以下も非常に参考になりました。
postfixはこれで決まり
postfix でメールサーバの構築

問題発生!

<その1> # postfix checkとやるとタイムゾーンのエラー
〔解決〕 postfix-jp ML
postfix FAQ
<その2> # newaliaseやmailqが権限エラー
/usr/sbin/sendmail にリンクが張られていなかった。(qmail設定時にsendmailラッパーを導入したなごりが)
〔解決〕 パソコンおやじ
あと、sendmailのパーミッションを変更。

追加設定

/etc/postfix/main.cfにバーチャル設定を追加
transport_maps = hash:/etc/postfix/transport
virtual_maps = hash:/etc/postfix/virtual
コマンドラインより更新
# postmap /etc/postfix/transport
# postmap /etc/postfix/virtual
検証していないですが、transportmapはdocomo宛のメールが送れない不具合に対応するため。
参照

そのほか

今回は従来のMailbox形式からMaildir形式に挑戦しようとし、なぜかうまくいかず、Mailboxに戻したらうまく配送されたので、結局これに。
RHL9から? update-alternatives –config mtaというコマンドでメールサービスの変更ができるようになったのを知らなかった。
webminを導入して設定をしたので、だいぶ時間の短縮に。

その他の参考資料

バーチャルドメインの構築
Linuxで自宅サーバー
RedHat Linuxでサーバ構築
「書籍:実践postfixメールサーバー構築

追記

とりあえずバーチャルドメインで動くようになっただけなので、諸設定はこれから時間見て設定。

メモ《7-31》
/etc/postfix/virtual
のバーチャルサーバー用メール設定を更新したら
postmap /etc/postfix/virtual
を設定して、DBを更新すること。
postfix check
コマンドで設定情報を確認!

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