上海から江戸に

大江戸温泉成田からの帰り道、都内渋滞を避け急遽お台場の「大江戸温泉」に立ち寄りひと風呂。
館内に流れる詩吟と三味線の音色を聴きながら少しエセくさい日本人のDNAを取り戻しています。


意味がわからないんですが、「血液検査コーナー」(1000円)というのを発見。
「すみません。これって何をするんですか?」と質問をすると
「血液の状態を見るだけで、それだけっちゃあ、それだけなんですけどね。」
と受付の女の子が江戸っ子に答えてくれたのが気に入って、即うけてみました。
やってみるとたしかに、採血した血を顕微鏡で写してモニターで見せてくれる。本当にそれだけ・・・。
血液がさらさらかどうかを調べるらしいのですが、顕微鏡を覗いている女の子がむむむ! とうなりながら、
「びっくりですよ。綺麗すぎてびっくり!!こんな血って100人に1人くらいですよ。さらさらです!」
ドロドロの血を指摘されて、健康食品を売りつけられるのかと思ったら、逆。
「ホントあんまりいないですよ。形も綺麗で、 ○×○×・・・!!」
と感嘆符10個くらいつけられて、少し嬉しくなる。
「ほんとすごいですよ。・・それだけしか言えなくて、ホントすいません!」・・笑った。
それにしても新しい。
血液で誉められるなんて、・・新しすぎる。
悪い冗談かなと思って、風呂上がりに他の人の血液の状態をみていたら、・・・ たしかに汚い。
妙な安心感と勝ち誇るような優越感。
本当にここはすばらしい。

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