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「急に具合が悪くなる」こんな読書体験、かつて味わったことがないほどの衝撃。 このタイトルとイラストが、その不意打ちの威力を倍増させてしまっている。 一見スノッブな女子トーク本かと思いきや、ちょっとずるいほど、哲学的。こんな往復書簡は見たことが...
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読書感想「暗闇でも走る」安田祐輔先日の日曜討論「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」で、野田聖子さんたちと、さまざまな課題提案していたなか、しっかりした受け答えで、子供問題の確信をついていた、安田さん。 その受け答えが素晴らしく、この人、誰だろ...
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【読書感想】医療・ヘルスケアのためのデザイン思考実践ガイド毎週火曜日に身内で「読書HOUSE」というオンラインの読書会をやっているのですが、来月からFacebook x ZOOMで公開ぎみに行こうと準備をはじめています。 今回は、今週第28回目の読書会でご紹介した書籍、 「ヘル...
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読んでいない本について堂々と語る方法今日ご紹介するのは「読んでいない本について堂々と語る方法」です。めちゃくちゃ面白かったので、要点解説します。 そもそも「本を読んだ?」とはどういう状態か? この本、書籍名から速読や読解に関するノウハウ本に見えるのですが、...
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どうしたら自然体に振る舞えるのか?以前アレクサンダーテクニークの書籍を紹介しましたが、自己意識が強くなると人は緊張して思い通りの行動や能力が発揮できないんです。
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「ピーターの法則―創造的無能のすすめ」「ピーターの法則―創造的無能のすすめ」藤原和博さんの著書に紹介されていた書籍。1970年に発行されたようで在庫なし。創造的無能とは有能であるがゆえに、昇進を余儀なくされ自分の能力を発揮できないポジションに着く前に、意識的...
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ジャンプ長編小説「ジャンプ」(佐藤正午著)を読む。痛すぎて笑えない。主人公の過去の空白を埋めるために苦しむ様。それでも、日常は淡々と流れ続ける事実。小説を読んでいるうちに物語を客観できる冷静さを完全にうち壊されてしまった。 「リ...
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北山耕平 自然のレッスンちなみに、この本がはじめて世に出たのが1985年。 不易流行とはまさに。 変わらぬことと、変わり行くもの。その二つを行き来することで、見えてくるものがあるのだと。
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こだわらない強さ~漫画「岳」岳 8 (8) ( 石塚 真一 主人公の彼が人の生き死にを目の当たりにしても、なお山に「こだわる」理由がどこにあるのか? 読み進めながら気にしていたのですが、彼が山に魅せられたり、思いを残す出来事に遭遇した経験のどれ...
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名探偵の掟まさに、つっこみどころ満載の小説。というか、小説なのかも疑わしい、少しありえない作風。 「なにを出しても売れなかった頃、やけくそで書いたのが本書だ。」 著者の言葉通り、すこし捨て鉢で逆ギレな展開に思わずのけぞりながら、こ...
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今にして思えば、人生に影響を与えてくれた一冊だろう「片付けの魔法」最近、「人生がときめく片づけの魔法」こんまりさんの記事をよく見るので、改めて思い直してみました。 以前の巫女さんのような可愛らしい印象から、欧米化したルックスというか、ちゃんとメディアや文化を戦略的に捉えている印象があっ...
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「一日一生」 (朝日新書)酒井雄哉比叡山で千日回峰行という苦行を二回も満行した阿闍梨。酒井さん。 どんなにすごいお坊さんなんだろうと本を読むと、ものすごく身の丈でユーモアに溢れ、そしてなんとも波乱万丈な人生を送ってきたエピソードにびっくり。 以前荻窪でラ...
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「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」 (PHP新書)昨年末、子供の風邪が悪化して緊急入院から3週間弱のICUへ。 いま、やっと小児病棟に移って子供の脇で書いてます。 まだまだ入院生活は長期間になりそうです。 子供のチカラを信頼したいと思いつつも、身体中にたくさんの管が繋が...
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最後の楽園現実という当たり前のことを学ぶために、旅に出るのだと思う。 この本を読むたびに、気持ちが彼のいる世界に少し吸い寄せられ、 そして、その場所から僕の現実を俯瞰するように見ることができる。