50回目のファースト・キス

本作は一晩眠ると前日の記憶が消えてしまう女性と、そんな彼女に恋をした男の物語だ。この“前向健忘”と呼ばれる記憶障害を抱えるルーシーをドリュー・バリモアが、彼女のハートを掴むために毎日ゼロからのアタックを繰り返す獣医にアダム・サンドラーが扮している。“記憶が残らない”という本人にとっては深刻な問題を、あくまでもソフトにそして真面目に扱いながらラブ・コメディの手法で見せていくのは「NY式ハッピー・セラピー」のピーター・シーガル監督。今作ではドタバタで湧かせるシーンは程々に(それでもキャラの立った脇役たちには大いに笑わせられるが)、純なセリフのキャッチボールで楽しませてくれる。エンディングで二人に用意される未来もファンタジーに頼ることなく描かれ、大人が気持ちよく納得できる清々しいものだ。
しかし何と言っても今作の爽快感は「ウェディング・シンガー」以来の顔合わせとなる、ドリューとアダムの共演によってもたらされるものだろう。観客はこの二人の「私たちと変わらない」と錯覚させる演技を前にすると、容易に感情移入してしまうのだ。もちろんアダムもドリューも決して一般人なんかではなく、むしろスターオーラは濃厚なタイプのはずなのだが、そこは素直に“錯覚”しながら観た方が幸せというものだろう。ファースト・デート・ムービーとしては文句のない一本だ。(PREMIERE)

via: 50回目のファースト・キス  解説・あらすじ- Yahoo!映画

トレイラーは何度も観ていて、きっとそのまんまの映画だろうなぁと思いスルーしてました。

三連休の始まりというのもあって、夏を感じるほっこり恋愛映画が観たいなぁとチョイスしたのがこれ。大正解。

この時期に観るのにぴったり。

笑って、泣いて、ほっこりする。映画の三大要素がきっちり入ってます。

脇を固めるキャラも最高でした。みんな愛すべき登場人物。

色々な意味清々しい気持ちになれます。恋愛っていいなぁって素直に思える一作。

おすすめ!

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