あめがふるといいな

あめがふるといいな

あめがふるといいな
ぼくはじっと だれかががくるのをまっている
そして
だれかが映画をみているあいだ
だれかと食事をしているあいだ
ぼくは、ひとりになったきみを
だきしめてまもってあげる。
やさしくつよく
けっして離しはしない。
どんなわるい人がきても、
けっして離したりするもんか。
いま、だれかはじめてみる顔のひとが
けいたいでぼくらのことを写している
ひとりで撮るプリクラみたいではずかしい。
撮るならかっこよくだきしめているところを撮ってほしい。
おにいさん、あめのひにまたここにきて。