中目黒サロン AR(拡張現実)とARG(代替現実ゲーム)の世界にようこそ

昨晩開催した中目黒サロンのテーマはAR(拡張現実)ARG(代替現実ゲーム)について。

ARに関しては中目黒サロンでは二回目のトピックになりますが、今回はAR3兄弟で拡張現実家TOMさんと、株式会社KAYACの道家さんをお呼びして、ARプレゼンいただきました。

そして、今回個人的にもとても関心のある分野ARG(代替現実)を使った広告手法について、ARG関連の第一人者的存在でもある、株式会社メディアファクトリーの三原さんに解説いただきました。

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中目黒サロンは異業種クリエイターを中心としたサロンで、「ソーシャル」x「IT」x「クリエイティブ」をテーマに、難しい技術用語を使わずに、わかりやすく、面白く共有し対話する場です。刺激的なテーマと美味しいワインとお手製のオードブルを肴にゆるやかに行っています。(現在オフィス内で少人数開催ということもあり、一般参加の募集は行っていませんが、定期的に屋上でクリエイターズオープンサロンも予定しています。)

最近の流れでは、前半にプレゼンと歓談。そのあと、お酒を飲みながら濃い語り部を行うアフタトークサロンの二部構成になっています。

勉強会というよりは、トピックスやそうした技術を使ってそれぞれの分野でどんなクリエイティブが可能か? 私たちの生活や社会に対してどんなことが応用できるのか? 答えを出さずに脱線しつづけながら、その中にヒントの芽を共有できるような場づくりをめざしています。

■おもしろAR事例

お二人の開発した面白AR事例についてプレゼンいただきました。

カヤック道家さんのJOJOな気分でGONINJA WEBCAM GAME。そして、日本では初の企業AR導入プロモーション「ネスカフェ ドルチェグスト

AR3兄弟さんは現在進行形の怒濤のプレゼンと開発秘話。TOMさんのエネルギッシュでクリエイティブな行動力と天才的な拡張現実視点の片鱗に触れられるプレゼンでした。

■ARG 代替現実ゲーム

代替現実ゲーミングとは、欧米などで注目されているプロモーション手法で、例えば映画の広告にさりげなく埋め込まれたヒントや登場人物の名前を検索すると、まるで現実に存在するかのように巧妙につくられたウェブサイトが存在し、その中に書かれている言葉をてがかりに情報をたぐり寄せて行くことで、その映画の世界の一部にまるで参加しているかのように思える仕組み。

その手法の事例をいくつもご紹介いただいたのですが、たとえば、現実に存在する「公衆電話と時間」というヒントにたどり着いた人が実際にその場所にその時間に行ってみると、突然電話がなりだし、受け取ると映画に出てくる登場人物が未来からアクセスしてきてメッセージを残したり、中には実際の役者と会話ができて、その様子がまたインターネットに公開されて話題になる。と行った具合。

現実に巧妙に練り込まれた物語の世界に、自分が主人公となって入り込んでいく広告手法や商品開発など、まだまだ日本ではこれからの分野。クリエイターが足りていない業界なので、そうした人材も発掘していきたいとのこと。

こうした新たなマーケットに、様々な才能あふれる人材が関わって行くことで、世界に向けて日本のクリエイティブが注目される新しい市場が生まれる可能性もありますね。

放送業界も、ウェブ業界も、広告業界もクリエイターの市場がシュリンクしてくなか、あらたな活躍の場が生み出せることを期待しつつ。このテーマ引き続き取り上げていきたいと思います。