通り過ぎる雲

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夏の雲が僕らの町を見下ろして通り過ぎていく。
あの雲になりたいと願う人もいれば、
僕らになりたいと願っている雲もいるかもしれない。
人の生活という不便な生き方や
地に足をつけるという面倒な毎日のほうが、
どれだけ自分を実感できるだろうか。
いろいろな人の喜びや悲しみをただ眺めて通り過ぎる生き方よりも、
その苦悩を感じ分かち合えるような生きたかを思う存分に味わってみたいと。
真剣に願っている雲がいるかもしれない。
ならば、一度雲になってみたい。