アイランド

アイランド 特別版アイランド

ストーリーはそれほど複雑ではないけど、種明かしがされるまでそれなりに面白くひっぱってくれます。
なぞの施設で労働させられることに疑問を持つ主人公。自分がなぜそこにいるのか?その世界が何なのか?その謎にせまるほどに明かされる驚愕の事実。なんて書くとオーバーか。

その謎の施設って、この映画の趣旨とは違うけど、まさに高度に情報化した現代社会にも見て取れるほど、皮肉的にどこか笑えない光景。

人は自由に生きているようで、実は完全に管理された社会にいて、どこかで監視されているような気分を持ち続けて生きている。

どこにいても衛星から鮮明な写真が届くような今の時代、僕らにとってのアイランドは本当にあるのだろうか?

と、また映画を観ながら勝手に脳内映画を同時製作してしまいつつ、それなりに面白く楽しめました。

カーアクションの迫力など、マイケル・ベイ監督のもちあじも存分にいかされて、また、そうしたアクションの多くがCGではなくて実写で行っているあたりも、メイキングを観ると二度楽しめます。

近未来的映画ってどうして、まじめに演技するほどコミカルに映ってしまうのだろう?

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