クリエイティブの魔法

金子ナンペイさんが、iPadのお絵かきソフト(ArtStudio for iPad)で描いてくれた似顔絵。

はじめてiPadを触ったにも関わらず、指でゴシゴシ描いていく様。たった115円のお絵かきソフトでも弘法筆を選ばず。プロが描くとその可能性をどんどん引き出していきます。

でも、ここで書きたいのはアプリの性能やiPadのことではなく、プロのイラストレーターに似顔絵を描いてもらうという体験。実は、たまたたiPadを持っていただけの特権だったのですが、ナンペイさんに描いてもらう事自体、夢のような出来事。(まぁ、そう考えると、やっぱりiPadはすごい)

似顔絵を描かれるって照れくさくて、じーっと見られると、どこをみていいか分からず、すごく挙動不審になるのですが、それは照れ隠しで、実は犬がしっぽをブンブンふるように、嬉しい気持ちの現われなんです。(ということにはじめて気づきました)

何も言葉をかわさない空間で、目の前の人をこれほどまでに至福な気持ちにさせるものか!と、クリエイティブの本当のすごさを思い知りました。

それは絵かきも写真家もミュージシャンもそう。俳人もそうだし、ダンサーもそう。占い師もそうかもしれない。料理人もそう。

一流のクリエイターはみんな魔法使いだ。

先生だって、パパだって、ママも。お兄ちゃんも。ガテン系の人だって、コンビニの店員さんも。きっとクリエイターになれば、目の前の人を至福にすることができる。

自分の才能に向きあって修練してきた人は、その力を人の幸せに役立たせることができる。

また、確信した。

やはり一流の人は、さらっとこなしてしまう。でも、真似ようと思っても、簡単には届かない。でも、それが絶望ではないところに一流のスパイスがある。

自分もあんなふうになりたい。そう思わせることが、本当にクリエイターなんだと。

(こんな出会いを作ってくれた、友達に感謝。5周年おめでとうございます!

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